FUKI Planning FK310STD



FK310STDに乗り、秋葉原から自作機1台分のパーツを持ち帰る筆者
詳細:前カゴ(CDドライブ,RAM),ウェストバッグ(HDD),背中(ケース,キーボード),荷台(M/B,マウス)

目次

  1. FK310
  2. 宅配
  3. 組立て
  4. 試乗
  5. 混合ガソリン
  6. アイドリング調整
  7. スピードメーター
  8. ウインカー
  9. ナンバープレート
  10. 左ペダル
  11. ZETA III
  12. サイドカゴ
  13. 両立スタンド
  14. 白バイに呼び止められちゃいました
  15. チェーン引き

  1. FK310
  2. FK310とは、FUKI planningが製造しているモペッドです。
    スペックについてはFUKI planningのページを御参照ください。

  3. 宅配
  4. 私が購入したのは「FK310STD」ですが、注文すると約1週間の納期で宅配されてきました。
    しかし、宅配便で送られてくる単車っていったい...<これを「納車」と言っていいのだろうか(笑)
    ちなみに宅配とは言っても、約145×83×33cm程の大きさの箱で、重さも20kg以上の重さですので、受け取る際はそれ相当の覚悟が必要です。(笑)
    私の場合、私の不在時に届いたため、親父がフォークリフトで荷受けしたそうです。

    [IMAGE] フォークリフトに乗っていた梱包状態のFK310STD

    帰宅したらフォークリフトにFK310STDが乗っていて驚きました。
    [2001.7.12]

  5. 組立て
  6. さていよいよ組立てです。
    箱を開けると、FK310SDTが半分解状態で梱包されています。

    [IMAGE] 箱を開けた状態(左が後輪)

    中のパーツを全部取り出すとこれらのパーツが入っているので、説明書通りに組み立てます。

    [IMAGE] まだバラバラ

    約30分程度で組立て終了。
    [2001.7.14]

  7. 試乗
  8. さっそく試乗です。
    FK310STDにオマケで付いてきた「ゼノア純正 ビッグバンガソリン(混合ガソリン)」を給油して試乗しようとして気がつきました。
    ガソリンタンクキャップのキーが無い!
    折角試乗しようと思ったのに、これは大ピンチ!
    急いでフキ・プランニングにTEL。

    私「あのー、キーが入ってなかったんですけれど」
    フキ「あ、そうでしたか。申し訳ありません。至急、キャップとキーを手配致します」
    私「はい、お願いします。ではこちらはどうしたらいいでしょうか?」
    フキ「タンクごと外して送り返していただけますでしょうか」
    私「(がびーん!)タ、タンクを外してですかぁ?」
    フキ「はい、そうなります。キャップだけ送って頂くという事もできませんので」
    私「あのぅ、私、鍵開けの心得があるんですけれど、それで開けてキャップだけ送るという訳にはいきませんでしょうか」
    フキ「それでも結構ですよ」
    私「では開けてきます」
    −−− 3分後 −−−
    私「先程電話した者ですが、鍵開けましたので、キャップをお送りしますね」
    フキ「その前に、カギの番号を教えていただけますか?」
    私「***番です」
    フキ「あ、その番号の鍵、こちらに余っておりました。やはり入れ忘れたみたいです。では、明日の午前中着でそちらにお送りします」
    私「よろしくお願いします」

    キーを送って貰える事で一安心ですが、折角ガソリンキャップを開けたので、混合ガソリンを入れて試乗する事にしました。
    [2001.7.14]

  9. 混合ガソリン
  10. 町で良く見かける2ストロークのバイクのほとんどは分離給油と言って、ガソリンと2サイクルオイル(以後2ストオイル)を別々のタンクに給油するようになっています。別々に給油しても自動的にある比率に混合されエンジンに流れるしくみになっています。
    しかしFK310は混合ガソリンを給油する方式なので、自分で混合ガソリンを作らなくてはなりません。
    私の場合、仕事柄チェーンソーを使うことがあり(2サイクルエンジン型)、チェーンソー用によく混合ガソリンを作っています。チェーンソー用の混合ガソリンを作るときはアバウトな方法で混合しています。
    (まずタンクにガソリンを入れ、次に2ストオイルをタンクに適当に「タラーッ」と入れる)
    しかしチェーンソーとFK310STDとはエンジンの連続回転時間数が全然違うので、正確に混合ガソリンを作った方がいいのではないかと考えました。
    そこで近所のDIY屋さんで「ブレンドタンク」なる物を買ってきて、それを使う事にしました。

    [IMAGE] ブレンドタンク

    このブレンドタンク、本来はエンジン型の草刈機や芝刈機の混合ガソリンを作るための物らしいです。
    これはどこかのHomePageでこういう物があるらしい旨を読み、探して買ってきた物です。
    使い方はとっても簡単。
    内筒(右側の筒)の40:1の目盛りまで2ストオイルを、タンク(左側)の1リットルの目盛りまでガソリンを入れ、内筒をタンクに納めて逆さにすればお望みの割合いの混合ガソリンの出来上がり。 ああ便利(笑)
    DIY屋さんには、この1リットルタンクの他に5リットルタンクのも売ってましたので、多めに作っておこうとお考えの方はそちらをどうぞ。
    (ただ、ガソリンの保管にこのタンクは不向きだと思いますので、作りおきする際は金属製のタンク等に移し変えた方がいいと思います)
    [2001.7.16]

    FK310にはガソリンメーターが無いので、うっかりガソリンの残量チェックを忘れると目的地にたどり着く前にガス欠になってしまいます。
    もちろんそんな時はガソリンスタンドに入るのですが、スタンドによっては混合ガソリンを作ってくれない店もあります。
    仮に作ってくれても「混合作りますけど、2ストオイルを1本買っていただくようになりますが」とか言われちゃったりします。
    おかげでウチには何本オイルがあることか(笑)
    まあ、手間かかるし、今どき2ストオイルなんてそうそう出るものじゃないから仕方ありませんけど。
    何かいい方法はないかと思っていた矢先、久しぶりにいつも行くDIY屋とは違うDIY屋に行ったところ、偶然に面白いアイテムを発見しました。

    [IMAGE] ちょっとオイル

    1本20cc入りの2ストオイルです。(大澤ワックス株式会社)
    これを持っていればガス欠も怖くない。
    ガソリンスタンドの店員さんに嫌な顔される事も無い。
    おぉ、これぞ求めていたアイテム!
    ちょっと買いだめしてこようかしら(笑)
    [2002.4.13]

  11. アイドリング調整
  12. デフォルト状態のFK31STDは少しアイドリングが低めに設定してありました。
    アクセルを離すとエンジンが止まってしまいます。いわゆるエコロジーなアイドリングストップ原付とでも言いましょうか(笑)
    まっすぐ走るだけならこれでもいいのですが、右左折中に交差点の真ん中でエンジンが止まってしまう事が多々あり、ちょいとばかり怖い思いをしたのでアイドリングを少し上げてアクセルを離した状態でもエンジンが止まらないように調整しました。
    アイドリングの調整はエンジン左側のネジを左右に回して調整します。

    [IMAGE] アイドリング調整ネジ(写真中央部)

    デフォルト状態では、1時の角度だったのを時計回りに回して4時の角度に調整しました。
    これでアクセルを離してもエンジンは回っていてくれます。
    [2001.7.16]

  13. スピードメーター
  14. FK310STDがウチに来てから2週間ほどたち、色々な満足部分と不満部分がでてきました。
    まずは左側後方の視認性を上げようと、駅前の100円ショップにミラーを買いに行きました。夕方の人通りが多く混雑する時間帯にもかかわらず駅前商店街をスイスイ走れ、しかもラクに駐輪場に停められる。こういう時、FK310は便利ですね。
    15分程買い物をして駐輪場に戻ってくると...、あれれ?スピードメーターが無いぞ。

    [IMAGE] マウントだけになっていた...

    どうやらちょっと目を離した隙にスピードメーターの表示部だけ外されて盗まれてしまいました。
    地団駄踏む程癪だったのですが、盗まれてしまったものはしょうがない、スピードメーターを買いなおす事にしました。
    そこで、近所のDIY屋さんでCAT EYEというメーカーの自転車用スピードメーターを買ってきました。

    [IMAGE] CAT EYE CC-VL100

    このメーターは、速度・走行距離・最高速度・総走行距離の4つを表示してくれます。
    FK310STDに乗る度に、この最高速度を更新するのが密かな楽しみだったりします(笑)

    [IMAGE] 取りつけ後のスピードメーター

    [2001.7.31]

  15. ウインカー
  16. FK310STDの乗り方マニュアル(?)にもありますが、FK310STDは右左折時に手信号をしなくてはなりません。
    それでは少々ツライので、ウインカーを付けることにしました。
    乾電池式のウインカーは探すのにかなり苦労しましたが(東急HANDSの自転車売り場で聞いたら「昔はあったけど、今、日本のメーカーで作っている所は無い」と言われてしまいました)、結局、FK310と同類のMopedであるSolex JAPANにてSolex用として売っているのを発見。さっそく通信販売で購入しました。

    [IMAGE] solex s3800用 ハザード機能付リアウインカーキット

    このウインカーには背面に取りつけネジがあるのですが、少し盗まれ易いような気がするので(スピードメーターの一件もあるし)、ステーを作って盗まれにくくすることにしました。

    [IMAGE] ウインカー取り付け用ステーの図

    金属の板を上記図面のような形状に加工してリアキャリアにネジ止めすることにしました。
    またまた近所のDIY屋さんに行き、車用パーツの穴の開いた金属板を買ってきて上記の図面通りに曲げ、FK310STDのリアキャリア、ウインカーを挟み、ネジを通して出来あがり。

    [IMAGE] ウインカーが付きました(後方より)
    [IMAGE] ウインカーが付きました(後上方より)

    ウインカーの操作スイッチはハンドル左の最もグリップ寄りに取り付けました。
    一緒に写っているミラーは100円ショップで買ったミラーです。

    [IMAGE] ウインカー操作スイッチ

    このウインカーを取りつけてしばらく乗りまわして気づいた事があります。
    ウインカーを点滅させている筈が、いつの間にか消えてしまうのです。その現象は右左折している最中やその後、信号待ちの時などタイミングを選びません。
    私の想像では、操作スイッチからウインカー本体までのケーブルを他のケーブル類と一緒にフレームの下側を這わせたのですが、エンジンの近くを通る時にノイズを拾ってしまうのではないかと思っています。
    これの回避にフェライトコアで挟んでみようかとも思いましたが、ウインカーのオートキャンセラだと思えばどうっても事ないので、しばらくそのままで乗ってみようと思います(笑)
    [2001.8.4]

    さっそく壊れてしまいました。
    症状は、ウインカー点滅時にブザー(圧電ブザー)も鳴るのですが、そのブザーが鳴らなくなってしまいました。
    ウインカー自体は問題無く点滅するので使用は可能ですが、ウインカーが動作しているのかしていないのかがわかりません。
    おかげでウインカー点滅させっぱなしで走り続けてしまい、何本電池を消耗した事か。
    ブザーを修理するか別のウインカーを取りつけるかの対策をしなければ。
    [2001.9.3]

    しばらく壊れたまま放っておいたのですが、ふと思いつきで取り外してみました。
    外してみたら、中でカラカラ音がします。何かと思って分解したら部品が1個(コイル?)外れてました。

    [IMAGE] 分解したウインカー

    どうやら走行時の振動でパーツの足がちぎれてしまったようです。
    うむむ、これはいけません。
    現在、これを修理しようか、それとも新たなウインカーを購入しようか検討中です。
    [2002.4.29]

  17. ナンバープレート
  18. FK310STDをフルスロットルで走らせていると、車体後部より激しいビビリ音がします。
    どうやらエンジン高回転時に、その振動でナンバープレートとフェンダーが接触してビビリ音を立てているみたいです。
    そこでナンバープレートステーおよび、フェンダー部にゴムを挟んでみました。

    [IMAGE] ゴムを貼ってナンバープレートを固定(少々曲がっているのは御愛嬌)

    すると予想通りフルスロットルで走ってもビビリ音がしなくなりました。
    [2001.8.19]

  19. 左ペダル
  20. 鎌倉までの往復150kmを、8時間かけて走行しました。
    その途中、左のペダルが外れてしまうトラブルに遭遇。
    走行中に左ペダルの根元のナットが緩み、ペダルごと脱落してしまいました。
    (走行中だったため、ペダルは拾ったもののナットは紛失してしまいました)
    その時ナットを締め付けていて気がついたのですが、左右のナットが同じ回転方向への締め付けになっているのです。
    回転物の締め付けは、通常、回転物の回転方向とは逆方向が締め付け方向になっていなければならないからです。

    すなわち、左ペダルは半時計回りにこぐため、本来なら半時計回りに回すと締まるネジ(=逆ネジ)を使用しなければならないのです。
    ところがFK310の場合、左ペダルも通常の締めつけ方向となっているために、こいでいるうちの徐々にナットが緩み、脱落してしまうのです。
    これはかなり問題です。
    メーカーには早急な改善を期待します。

    さて、ペダル脱落の理由は解ったものの、良い対策が思い浮かびません。
    せいぜい工具と予備ナットを持ち歩く事ぐらいしか思い浮かびません。
    どうしたらいいんでしょうね。
    [2001.9.1]

    そんな事を従兄弟(現djebel乗り)と話していて、色々な案を出し合っているうちに「ナットが回らなければいいんだから、ペダルにタップを立ててボルトで押さえてしまおう」という話になりました。
    やっぱり一人で考えるより2人で考えた方がいい案が出るものですね。
    また、従兄弟(自営業)の会社にあるタップを貸してくれるとのことなので、仕事が終わる時間を見計らって従兄弟宅へ行ったところ、親切にもペダル外しからタップ立て、取り付けまでやってくれました。
    ありがとうございました。 感謝、感謝。

    [IMAGE] 左ペダルの根元にタップを立てました
    [IMAGE] 横からイモネジを当ててナットの緩みを防止

    まだ長距離走行していませんが、これでペダルは脱落しなくなったはずです。
    [2001.10.2]

  21. ZETA III
  22. さて、FK310STDに乗って半年。
    おおかた満足していますが、不満な点が無いではありません。
    と言ってもFK310STDに不満がある訳ではなく、それは道路交通法に対しての不満だったりします。
    「なんで二段階右折しなくちゃならんのだ」とか「なんで30km/h以上出しちゃいかんのだ」という不満があいまって、「なんで歩道走ったり、一方通行逆走しちゃいかんのだ。アシスト自転車は良いなんて不公平だぞ!」といった八つ当たり的な不満まで腹にたまってきました。

    そこで思いつきました。
    「それならアシスト自転車にしちゃえばいいんだ」
    以前、ラジオで紹介され、面白そうなアイテムだったので手帳に書きとめておいたのを思い出したのです。
    それは ZETA III という製品で、自転車に簡単に取りつけられるアシストモーターユニットです。
    (私は株式会社ビーツー様より購入しました)

    さっそく ZETA III についてサーチエンジンで調べてみると、なんと開発がシンクレアリサーチ社だったのです!
    シンクレアと言ったら、当時のマイコン小僧が泣いて懐かしがる"ZX81"のメーカーです。
    (ZX81については本題から外れるので割愛しますが、詳しく知りたい方はPlanet SINCLAIRを御参照ください)

    その ZETA III をFK310STDに取り付けることにしました。

    [IMAGE] 届いたばかりの ZETA III
    [IMAGE] 箱の中身

    ZETA III を取りつけるには、前カゴと泥除けを外さなければなりません。
    また、仮取り付けをしてみたら、キルスイッチがZETA IIIのステーと干渉してしまうのが発覚。仕方がないのでキルスイッチも外しました。

    [IMAGE] 前輪部むき出し状態のFK310STD

    この状態からの取り付けは、ほんの数十分。
    最初の時だけはステーの取り付け高さ等があるので少し時間がかかりますが、一度セットしてしまえばマニュアルにもある通り、10分もあれば取り付け・取り外しができるくらいの簡便さです。

    [IMAGE] ZETA III取り付け後のFK310STD(横)
    [IMAGE] ZETA III取り付け後のFK310STD(右前方)

    さて試乗です。
    ZETA III の特徴は、モータ回転後に路面の凸凹の振動で駆動用ベルトがタイヤ位置まで下がってタイヤをグリップするというもの。
    実際に自転車モードで走ってマスタースイッチをONにすると...
    あ、なんかアシストされている気分。なんとな〜くラクチンな気がするぞぉ(笑)
    これで堂々とノーヘルで走れるし、一方通行や歩道だってスイスイさ!

    もちろん、ヘルメットをかぶればスピードだってモーレツ!
    あ、キルスイッチ外したままだった...
    エンジン止められない...
    [2002.1.19]

  23. サイドカゴ
  24. 自転車並の気軽さを目指して ZETA III を搭載したのはいいのですが、逆に荷物積載量が減って不便になってしまいました。
    仕方が無いので荷台にカゴでも取りつけようかと考えていたところ、子供の頃、友人が乗っていた変速ギア付きのスポーツ自転車に付いていたサイドカゴがとてもカッコ良かったのを思いだしました。
    そこで今でも売っているかと探したら、Yahoo!オークションで\500で売られているのを発見。
    さっそく落札し購入しました。

    [IMAGE] 届いたばかりの「センタン サイドカゴ」

    それを荷台に取りつけました。
    (日曜の早朝に取り付けしながら撮影したので、画像が薄暗いのは御勘弁を)

    [IMAGE] 横から見たサイドカゴ(たたんだ状態)
    [IMAGE] 後方から見たサイドカゴ(広げた状態)

    あぁ、便利だ!カゴがあるってなんて便利なんだろう。
    しかも折りたたみできるから荷物が無い時だって危なくないし。
    でも、だんだんデコチャリの様相をしてきた気もする...
    [2002.2.10]

  25. 両立スタンド
  26. これまでサイドスタンドを使用していましたが、ZETA IIIを取り付けてフロントヘヴィーになってしまったせいか、サイドスタンドの根元が変形してきて、駐輪時にかなり傾いた状態てしまうようになってしまいました。(実はZETA III取り付け以後の写真は、スタンドの下に小石を挟んで車体角度を調整して撮影していたのです)
    これでは駐輪時に他者に迷惑をかけてしまうので、両立スタンドを取り付ける事にしました。

    まずはいつものホームセンターに行ってスタンドを買ってきました。それも「スタンドがけがラクラク」みたいな宣伝文句のタイプ。FK310STDと言えど、エンジン等を積んでいる訳で、そこらのチャリンコより重いからこれがいいだろうと買ってきました。
    で、いざ取り付けてみたら...。
    ガビーン、マフラーに干渉してしまう!

    そこらのチャリンコ用に設計された両立スタンドは、そこらのチャリンコには無い突起物であるマフラーなんか設計時に考慮されることなんて有り得なかったのです。
    くくく...(泣)、ここは素直に純正スタンドを買う事にしましょう。
    注文した翌日、両立スタンドが届けられたのでさっそく比較してみると、確かにそこらのチャリンコ用のとは違いました。

    [IMAGE] FK310用(左)と自転車用(右)両立スタンドの比較

    これで駐輪してても大丈夫。
    今日は天気が良いので試乗がてら秋葉原へと行きました。
    しばらく走った頃、信号待ちの時に両立スタンドがちゃんと後に跳ね上がっているか振り返って見ました。
    ちゃんと両立スタンドは跳ね上がってはいたのですが、スタンドからオイルがポタポタと滴り落ちているのを発見。
    マフラーの後方にあるスタンドに2ストオイルが滴る程に飛び散っていたのです。

    こりゃマフラーカッター付けないと、かなりイヤかも...。

    余談になりますが、両立スタンドの取り付け時に発見してしまいました。

    [IMAGE] 変形した内装3段変速ギヤのプッシュロッド

    ぐにゃぐにゃ...。
    どうりで最近、時々ギヤが空回りする事があると思った。
    こりゃ、そう遠くない時期に交換するようかな。
    プッシュロッドだけ売ってるんだろうか...。
    [2002.3.17]

  27. 白バイに呼び止めらちゃいました
  28. FK310に乗ってて困るのは、駐輪中のいたずらです。
    本人の届かない時にやられてしまうのでは、防ぎようがありません。
    そこで私は、木を隠すなら森の中ってんで、FK310を自転車と並べて置くようにしています。
    バイクにいたずらをしそうな年齢の方々は自転車に乗っている事が多そうなので、諸刃の剣ではありますが。
    さらに駐輪中はナンバープレートを外して、後方から見ただけでは自転車と大差なく(タンクは隠しようがありませんが)見えるようにしています。
    その為にナンバーは蝶ネジで止め、外しやすくしてあります。

    しかし、停める度にナンバーを外すのがだんだん億劫になり、最近は荷台に荷造ゴムで縛るだけにして走っていました。
    ところがそんなある日(2002.6.9)、春日通りを走っていると不意に白バイに呼び止められ「もう少し見やすく表示してくださいね」と言われてしまいました。(詳しくはBBSを御覧ください)

    確か原付のナンバーは納税証明だから、特に表示の義務は無かったハズ。
    (市町村の市税条例の中に「見やすい場所に表示すること」の記述がありました。よって上記の一文を訂正します。)
    でもそんな事で食ってかかっても相手の機嫌を損なうだけでメリット無いので、「改善してみます」と返事をしておきました。
    ここまでで公務は終わりらしく「こんなバイク、初めて見ましたよ」と、しばし雑談。
    すると「これ、エンジン切れば自転車のようにペダルでこげるのですか?」と聞かれました。
    「そうです」と答えつつ、この好機を逃すものかと、私は積年の疑問をぶつけてみました。
    私:「そうやって自転車モードで走る場合は、歩道を走ってもいいんですよね?」
    白バイ警官:「ええ、全然オッケーです(断言)」

    これを聞きたかったんですよ。
    これで警察からのお墨付きを貰ったようなものですから、なんの後ろめたさも無く歩道を走れます。
    各所で「モペッドはエンジン切れば歩道を走れるの?」みたいな疑問を見かけますが、答えは「全然オッケー」です。
    これでFK310の活動範囲がさらに広がります。
    [2002.6.9]

  29. チェーン引き
  30. 先日、後輪とリヤブレーキワイヤが干渉しているのに気づきました。
    どうやらチェーン引きが緩んで後輪が斜めになっているようです。
    「近いうちに直さなくちゃなあ」と思っている矢先の出来事です。

    今日、いつものようにFK-310に乗っていたら、たまに「ガガッ」と異音が。
    「何の音だろう」と思いつつ、上り坂の信号待ちから青信号で発進したら、突然「ガキッ!!」という音を立ててFK-310が全く動かなくなってしまいました。
    チェーンでも外れたかと思って見てみると...

    [IMAGE] ブチ切れたチェーン引き

    無残にもブチ切れたチェーン引きが落ちていました。
    どうやら斜めになった後輪はこの予兆で、異音は断末魔の叫びだったようです。
    チェーン引きが壊れたのはこれで2回目。
    もっとも、1回目はチェーンを引こうとして、力を入れすぎてねじ切っちゃったのですが。
    チェーン引き、買いだめしとこうかしら。
    [2005.3.7]

    御意見御感想等ありましたらtoshi's BBSまたは、toshiまでどうぞ。

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    最終更新日: Mar 7 18:17