FreescoをSAMBAサーバに接続する。
(CD-ROMドライブの無いマシンにWindowsをインストールする)


目次

  1. はじめに
  2. SAMBA clientのインストール
  3. コマンド
  4. おまけ
  5. 最後に

  1. はじめに
  2. CD-ROMドライブの無いマシンにWindows.98をインストールすることになりました。
    これまでは、Xircom PE3を使ってインストールしていたのですが、今回はデスクトップマシンということもあり、Freescoを使ってWindows.98をインストールすることにしました。
    Windows.98のインストールにはサーバマシン(SAMBAサーバ)を使うので、FreescoにSAMBA clientをインストール(これがメインです間違えないように(笑))します。
    なお、既にハードディスクには、Freescoがインストールされ、ネットワークの設定が済んでいるているものとします。

  3. SAMBA clientのインストール
  4. Freescosoftサイトでsmbclntがあるのはこちらのページになります。
    cmbclntはパッケージ化されていないので、ダウンロードしてローカルで展開、インストールという作業になります。
    ハードディスクは /mnt にマウントされているので、ダウンロード先は /mnt 以下にしておきます。

    cd /
    snarf http://www.freesco.org/~wapr/smbclnt.tgz /mnt/smbclnt.tgz
    zcat </mnt/smbclnt.tgz | star
    	

    SAMBAclntインストールした状態ではまだ読みこまれていないので、一度再起動をしてください。

  5. コマンド
  6. SAMBAサーバに接続します。
    下記は、IPアドレス192.168.0.0のfooサーバのbarディレクトリにユーザ名freescoで接続し、/hdにマウントする例です。

    /mnt/router/packages/smb/bin/smbmount //foo/bar /hd -I 192.168.0.0 -c freesco
    	

  7. おまけ
  8. Windows.98をインストールをします。
    fooサーバのbarディレクトリ(ドライブ)に、Windows.98のCD-ROMが入っているものとします。
    またパーティションをVFATで切ってあるとして、最初にマウントしなおしますが、FAT32の場合は必要ありませんので飛ばしてください。

    umount /mnt
    mount -t vfat /dev/hda1 /mnt
    mkdir /mnt/win98
    /mnt/router/packages/smb/bin/smbmount //foo/bar /hd -I 192.168.0.0 -c freesco
    Password: 
    copy /hd/win98 /mnt/win98
    	

    これでハードディスクにWin98というディレクトリが作成され、その中にインストールに必要なファイルがコピーされました。
    後は、DOSモードで再起動して、C:\win98\setup と入力すればWindowsのインストールが始まります。

  9. 最後に
  10. /bin や /sbin にリンクを作っていないので、もし頻用するようでしたらリンクを作っておいた方が便利です。
    また、毎回SAMBAサーバに接続するのであれば、/rc/rc_user あたりにマウント用コマンドを書き込んでください。

    特に書くほどの事ではありませんが、freescoはUSキーボード配列になっているので、日本語キーボードを使っているとキートップの文字と表示される文字が異なります。適当に押して探してください。
    ちなみに"~"は日本語キーボードでは"半角/全角"となります。

御意見御感想等ありましたらtoshi's BBSまたは、toshiまでどうぞ。

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最終更新日: Apr 15 08:26