私がUN*Xへの取っ掛かりとして始めたのがMacMINIXです。
AT互換機用のMINIX2.xと比べて、MacMINIXは、ver1.5.10.7ですが、アプリなので非常にお手軽に使えます。ちなみに私はコレでvi覚えました。(もっとも、メインに使っていたのはelleでしたけど)
で、MacMINIXのFAQで、32bit-addressing非対応となっています。しかし公式リリース版では無いバージョンには32bit-addressing対応版があります。最新版は040-cacheへも対応させてあるみたいです。
MacMINIX 1.5.10.8r2についてはStrobeSoft USAを参照のこと。
もちろん、MacMINIX以外にも色々あります。レアな物も(苦笑)
さてこのMacMINIX 1.5.10.8r2ですが、System7(KT7)に対応はしたのですが、残念ながら動作するのは68k-Macで、PowerPCには対応していません。
が、まるっきり対応していないのではなく、実行時のメモリの位置によっては実行可能です。下が実際に動作させた状態のスクリーンショットです。ちなみに私のシステム構成は、PowerMacintosh6100/60,RAM40MB,KT7.5です。
メモリ上のどこで実行させたらいいかはTry&Errorで探るしかないのですが、私の場合は、まず「AppDisk」というRAMdiskを作るアプリケーションをMacMINIXが動作するだけのメモリ領域を残して実行し(この場合32MB)、次にMacMINIXを立ち上げました。
また再現性はあまり無いのですが、MacMINIXの実行サイズを大きくして(24MB)実行したら動作した場合もありました。でも次に同じ条件でやっても起動しませんでした。理由はよくわかりません。