LinuxでCATVのインターネット接続用ルータを作る
目次
- はじめに
- やりたいこと
- Linuxを用いる
- どのNICでも接続できるようNICのMACアドレスを書き換える
- dhcpcdでIPアドレスを取得する
- IP Masqueradeを動作させる
ようやく私の住む地域にもケーブルテレビが敷設されることになり、それに伴いケーブル接続でInterNetができるようになったので、それまでのダイヤルアップのプロバイダを解約し、早速CATVに加入しました。
しかしCATVの接続には、NICのMACアドレスを登録し、dhcpサーバからIPアドレスを取得しなくてはなりません。これまではダイヤルアップルータを用いて数台のコンピュータをInterNetに接続していましたが、それができなくなってしまいました。
ところが、私のライフワークの「OSインストール」で用いるOSにはdhcpクライアントの無いものもあり(Tron B-right/V,MINIX...)、dhcpの強制は非常に酷なものでした。そこでこっそりIPアドレスを決め打ちして接続していました。
しかし、ある日突然プロバイダから電話がかかって
CATV「IPアドレスの占有は止めてください。早急にdhcp接続にしてください。もし従っていただけない場合は解約させていただきます」
と、怒られてしまいました(笑)
私「いやぁ、私の使っているOSは古かったりしてdhcpクライアントが無いんですよ」
CATV「そういうのは、ルータを通してlocal内でやってください」
私「local内でね...。わかりました」
CATV「で、いつまでにdhcpにしてくれますか?」
私「でしたら、今晩中に直します」
と言う訳で、私はプロバイダからルータ使用の許可が出たのでルータを作ることになったのです。
(良い子のみなさんはマネしないでくださいね(笑))
- Linuxを用いる
私が足元にも及ばないぐらいComputerに詳しい知人の「NATでも構わないけれど、IP Masqueradeの方がいいんじゃない」の一言でLinuxに決定しました。
- どのNICでも接続できるようNICのMACアドレスを書き換える
別に悪いコトしようって訳じゃないんですけど、私の場合頻繁にハードウェア構成や接続機器を変えるうえ、OSによってはグローバルIPが欲しかったりするのでそうする事にしました。
- dhcpcdでIPアドレスを取得する
CATV社からの強制なので仕方ありません。
- IP Masqueradeを動作させる
これはもちろん「local内で古いOSを使うため」です。
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最終更新日:
Jan 10 06:00