ルアー(ポッパー)

材料:バルサ、フック、鉛、ステンレスワイヤー、スプリットリング
工具:MODELA、エンドミル(3mm)、瞬間接着剤、筆、セルロースセメント、塗料

  1. 加工プレートに材料をセットし、ツールの原点を決めます。
    切削する深さは9mm程度なので、特にマージン切削する必要はありません。
  2. 「mdx3p」を起動し、「poper1.dxf」ファイルを読み込みます。
  3. 「切削面」を側面から、「大きさの設定」の「長さ」を70mm程度、「最大切削深さ」を「中央」と指定し、ツール/材料をセットします。
  4. 「オプション」メニューの「切削方向」より、仕上げをX+Yにする。(「MODELA Player ver2」のみ)
    (注)上記の設定にすると、単方向よりもきれいに仕上がる代わりに時間がかかります。お好みに合わせて設定してください。
  5. 「出力」ボタンを押して加工開始。
  6. 加工終了後、レイアウトを移動し反対側面を切削します。

以上でルアーのボディの削り出しが終了しました。
次にラインアイ、貼り合わせ、塗装の工程です。

  1. ラインアイ用にステンレスワイヤーを、ラインとフックを取り付ける場所に輪を作りながら「T」字型に曲げます。
  2. ボディの貼り合わせ面に、ステンレスワイヤーを通すための溝を、彫刻刀やカッターで掘ります。
  3. ボディの貼り合わせ面に、ボディにウエイト用の穴を掘ります。
  4. ボディにステンレスワイヤー、鉛の重りを挟み、瞬間接着剤で貼り合わせます。
  5. 丸ごとセルロースセメントに漬けます。乾いたら漬ける、を数回繰り返して強度を持たせます。
  6. 好みに応じて塗装。リアルにするも良し、ポップな色合いにするも良し。
  7. クリアラッカーで仕上げます。(セルロースセメントで仕上げてもいいのですが、その場合は色流れに注意してください)
  8. 最後にアイに付いたセルロースセメントを取り、スプリットリング、フックを取り付けます。

以上でルアーの完成です。
私の場合は、材料にファルカタ、ウェイトは短い木ネジ、セルロースセメントの代わりに粘度の高いクリア系塗料で代用しました。

参考加工時間:材料 木(朴),荒削り 約3時間30分(等高線,輪郭付き),仕上げ 約3時間45分(X+Y)
参考文献:ハンドメイドルアーの世界(えい出版社) ISBN4-87099-116-0

「六角大王」「sPatch」にて、モデリング中の画面はこちら。(画像が大きくて時間がかかります。ご注意ください)

また、sabさんのホームページではルアーの手作りの方法が分かりやすく説明されていますので参照してみてください。


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最終更新日:98/10/06